元NBAプレイヤーであるRick Fox氏がオーナーの米プロゲーミングチームEchoFoxの大幅再編が話題になっています。
EchoFoxは2017年にときど選手、Justin Wong選手やSonicFox選手をはじめとする格闘ゲーム界のビッグネームとスポンサー契約したことで話題になりましたが、今回の再編で何人かの選手を手放すことになったようです。
2018年10月10日にTwitter上で発表された公式の声明によると、チームの成長のため、EchoFoxは『Call of Duty』部門と『Gears of War』部門の解体と共に、幾名の格闘ゲーム選手との契約を終えるとのことです。
Official statement regarding organizational realignment pic.twitter.com/ovuG02PEox
— Echo Fox (@echofoxgg) October 9, 2018
今回フリーエージェントとなった選手は、『ストリートファイターV』プレイヤーで先日のThunderstruckでも優勝を果たしたアメリカの若手プレイヤーPunk選手、
NetherRealm系格闘ゲームで活躍するTheo選手とScar選手、そして『鉄拳7』界のトップ2ともいわれる韓国のJDCR選手とSaint選手の計5名です。
Punk選手は今年の3月にEchoFoxとの契約を発表したばかりで、Thunderstruck優勝後のCapcom Pro Tourランキングは25位、カプコンカップ本選への出場も濃厚でした。
Saint選手とJDCR選手の両名も、現在のTekken World Tour(以下、TWT)ランキングでそれぞれ4位と5位、シーズンファイナルへの出場はほとんど確定的です。特にこの両名は2017年のTWTで、EVOも含め多くの大会のグランドファイナルがこの二人のカードであったことが話題でした。
好成績の選手たちを手放し、『鉄拳7』部門を実質解体したことで、格闘ゲームコミュニティには波紋が広がっています。